真真好はシティプラザの1階にある。
しんしんこうと読むらしい。
ピンイン的カタカナで発音したらチェンチェンハオなので、
店の横を通るたびに心のなかでそう呼んでいた。
しんしんこうと読むことは結構後で知った。
日本の漢字には読み方が何パターンもある。
音読みとか訓読みとかピンイン的カタカナとか。
読み方がたくさんあるのはしょうがないと思う。
ただ、
台湾のガイドブックとかで台北はたいほくじゃなくてタイペイと読むのに九份はきゅうふんとなっているのをみつけると、なんでだよと思う。
そっちはピンイン的カタカナで表記しないのか。
とにかく
そういうとこ、日本の表記って適当っていうか。
適当なのも難しいよね。発音するのが。
洗濯機って書くけど、せんたっきっていったりさ。
大分の百貨店ときはって書いてときわって読むんだよ。
でも、地名のうきははうきは。
うきわって読みたい気持ちになってる人、いるかなって
ときどき思ってる。
中華料理屋の店名は漢字にピンイン的カタカナを当ててるところはなんか本格的っぽい気もするし、ちょっと胡散臭いなって雰囲気の場合もある。
「うちの麻婆豆腐はひと味違いますよ?」みたいな。
逆にちょっとこじんまりとしたお店で中国の方が日本の発音で表記してるところはなんかすごく友好的だと思っている。
そういうお店は日本人が好きな王道中華だけじゃなくて、ディープなメニューがありそうな気がする。
個人の勝手な想像だけど。
音に左右されるというか判断しているところはある。
そんで、真真好は
メニューはチェンチェンハオって感じで
お皿の感じとか店内とかはしんしんこうって感じがする。
ホテルの中華みたいな雰囲気もあるけど、敷居が高い感じゃなくて食堂ですって感じもする。
バランスが不思議だなあと思う。
メニューをみているといろいろ挑戦してみたくなったのでビールじゃなくてさんざし酒というのを頼んでみた。
さんざしは姫りんごくらいの赤い酸っぱい実で中国では一般的なんだとおねえさんが教えてくださった。
きれいな赤色をしていて、味はアセロラドリンクみたいだった。
ひとつ勉強になった。
他のお店でもメニューにみつけたら飲んでみようと思った。
- お会計 ¥2,900 -
●さんざし酒
●辣酱肉絲
●ラム串2本
●花巻
残り
¥11,500 - ¥2,900 = ¥8,600